生き物に学ぶ<超音波を効果的に使う動物がいます。>
[超音波ハンドブック]

コウモリのエコーロケーション
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空飛ぶ哺乳類「コウモリ」。コウモリが暗い洞窟の中で、壁などの障害物にぶつからずに飛べるのは、超音波を利用しているからです。コウモリは、喉から超音波を出し、周辺から反射して来た超音波から、位置情報などの様々な情報を得ます。これをエコーロケーションと呼びます。

距離
超音波を発してから、反射して聞こえるまでの時間で、対象物までの距離を測ります。
方向
反射してきた超音波の角度から、対象物の方向を認識します。
速さ
対象物が動いている場合、ドプラ効果により、周波数が変化します。その情報から、対象物との速度差を知ることができます。
大きさ
反射波の大小から、対象物の大きさが分かります。小さなものは面積が小さいため、反射する超音波が小さくなります。
動き
対象物が振動していれば、反射波の振幅や周波数などが変化します。その差で動きを推測できます。
コウモリは超音波による情報を元にして周りの状況を判断し、えさを取ったり障害物を避けたりできるのです。

イルカの超音波発信装置

イルカも超音波を利用する動物です。特に超音波を効果的に発信、受信する体の仕組みをもっています。

発音器官
呼吸器の途中にあるヒダに空気を送り込むことで、超音波を発生させます。
メロン器官
イルカのおでこにある脂肪のかたまりを「音響レンズ」として、超音波を屈折させ、一定方向に集束させます。
上あごの骨
パラボラアンテナ状の骨が、音を一方向に反射させます。
イルカは非常に精緻な体の仕組みで、超音波を効果的に活用しています。

コウモリのエコロケーション/イルカの超音波発信装置
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