超小型マルチスキャン HE-773【スカッパー取付タイプ】

2024_HE-773S

マルチスキャンとは?

一般的な魚群探知機に対して、センサーを回転させるマルチスキャンは自船位置からの前方・後方・横方向と全周囲を探知することができます。
多様な角度・方向から探知した映像から、海底形状・魚群・ジグなどの位置を把握することができ、レジャーフィッシングでの活用が可能です。

667_file

POINT1:高速マルチスキャン

振動子を2個のモーターで高速マルチスキャンするセンサーを採用しています。これにより、海底形状・魚群・ジグなどの位置が把握できるため、臨場感ある釣りが楽しめます。※状況によっては把握できない場合もあります。

POINT2:超小型センサー・超低価格を実現!

高度な技術で構造を徹底的にシンプル化することにより、表示部・センサー部ともに超小型化を実現。限られたスペースでも配線・取り付けが簡単にできます。さらに、高性能ながら驚きの超低価格に設定しました。

POINT3:デジタルテクノロジーならではの高感度

HONDEXが独自に開発・生産した高性能振動子とデジタルフィルターの採用により、抜群の高感度を誇ります。また、センサーを船底から突出させるため、泡の影響や送受信のロスを抑えます。

※HE-773は確認事項に同意していただけるお客様に販売をさせていただきます。マルチスキャンのセンサーの取り付けには専門的な知識が必要となり、船底に穴を開ける等の艤装・工事が必要な場合がありますので、お近くの販売店までお問い合わせください。販売の詳細については、販売要綱をご覧ください。

HE-773【スカッパー取付タイプ】の特長・ラインナップ

HE-773は振動子を入れた専用取付パイプを組み立て、スカッパーに取り付けるだけなので簡単に取り付けることができます。探知したい範囲や取付場所の船底形状に応じて仕様をお選びください。
※ヤンマー製SRスカッパー及びリガーマリン製スカッパーに対応していますが、スカッパーとしては機能しなくなります。

S-type取付

センサーを上下させて使用するHE-773【振動子上下装置タイプ】(クリックで製品ページへ移動)もあります。

本体は薄型&軽量のスリム設計!

1603_file

本体サイズはW272×D120×H240mmと薄型で、質量約2.3kgのスリム設計です。表示部ドット数は640×480と非常に高精細で、細やかな反応や文字もはっきりと見えます。また、高輝度液晶(1000カンデラ)の採用により直射日光下などの明るい場所での視認性もバツグンです。さらにボンディング液晶の採用により、液晶の視認性を向上させるとともに結露を防止します。
専用リモコンCR06(オプション)を使えば、離れた場所からも操作できます。

電動式は以下の2種類よりお選びください。

S電動取付
773S_電動探査イメージ

フラットタイプ・傾斜タイプは以下の2種類よりお選びください。

スカッパー取付タイプ
フラット傾斜イメージ

センサー部の外形寸法図はこちらよりご覧になれます。
※2020年総合カタログ3版(2020年5月11日)より寸法の一部が変更になりました。

価格表

HE-773【スカッパー取付タイプ】
※下記の価格は振動子込みの価格です。取付工事費は含まれておりません。
※HE-773とHE-773(スカッパー取付タイプ)は本体が共通になりました。 

振動子 取付仕様 電圧 希望小売価格
ワイドバンド・マルチスキャン
TD304
(広帯域140~240kHz)
フラット/傾斜タイプ

-

451,000円
(税抜410,000円)
電動フラット/傾斜タイプ 12V仕様 583,000円
(税抜530,000円)
24V仕様

ワイドバンド・マルチスキャンの詳細についてはこちら(PDF:3.01MB)をご覧ください。

電動式 実釣MOVIE

舵社さんの取材に同行し、HE-773SⅣ-DiとHE-1211を使って中深海釣りに行きました!
**2020年10月23日公開

HE-773SⅣ-Diで遠州灘タチウオ釣りに行ってみた!
**2020年7月10日公開

電動式 取り付けMOVIE

最新!スカッパータイプマルチスキャンの電動式の取り付け手順をご紹介します!
**2020年4月28日公開

HE-773SⅣ-Di 紹介動画

**2020年4月20日公開

主な仕様

表示部 表示画面 10.4型液晶(横型)
表示部ドット数 640×480
電源電圧 DC11~30V
消費電力/電流(平均) 約27W/約2.2A(12V)
本体寸法(mm) W272×D120×H240
本体質量 約2.4kg
表示モード ・全周ソナーモード
・ボトムソナーモード
・魚探モード
4画面表示 全周ソナーモード、
ボトムソナーモード
表示レンジ※ 最大:0~800m
最少:0~5m
魚探 振動子(周波数) TD304:広帯域140~290kHz
送信部出力 1kW
マルチスキャン範囲 ・固定式:真下から30°(60°の範囲)
・可動式:真下から45°(90°の範囲)
・電動式:真下から90°(180°の範囲)
全周ソナーモード俯角(チルト角) ・固定式:60°~90°(1°ステップ)
・可動式:45°~90°(1°ステップ)
・電動式:0°~90°(1°ステップ)
ボトムソナー探知範囲 ・固定式:30°/60°
・可動式:30°/60°/90°
・電動式:30°/60°/90°/120°/150°/180°
背景色 4色
色配列 3種類
取付タイプ
(いずれか選択)
・フラットタイプ
・傾斜タイプ
・電動フラットタイプ
・電動傾斜タイプ

※表示レンジは測深能力・到達能力を意味しておりません。

セット内容:

■ 本体
■ 振動子:TD304(15m-12P)
※延長不可 *振動子収納パイプ一式(材質:塩ビパイプ)
■イケス用スカッパー
■ 保護カバー
■ 制御ボックス(電動式のみ):XB-219H
■ 電源コード:DC07(2P-2m)
■ ハードカバー:CV02

対応オプション(別売)

水温センサー スルーハルタイプ TC02CS(15m)+TCK01
トランサムタイプ TC02ES(15m)+TCT01、TC03-05(5m)、TC03-10(10m)
10.4型VGA液晶モニター
アナログRGBケーブル
リモコン(マルチスキャン専用) CR06(ケーブル長:4m ※有線のみ)
NMEA入出力ケーブル(マルチスキャン専用) XC-137H(2m)
外部トリガーケーブル(マルチスキャン専用) XC-138H(2m)

■オプション品についてはこちらよりご覧ください。

■マルチスキャン専用のオプション品についてはこちらをご覧ください。

■HE-773はモニター接続が可能で、船上の離れた場所でも同じ画面を表示させることができます。

*2ステーション(専用モニターを1台接続)についての詳細はこちらよりご覧ください。

[NMEA関係 オプションケーブル一覧表]はこちらをご覧ください。(PDF:110KB)

取扱説明書

取扱説明書はこちら(PDF形式:3MB)よりダウンロードができます(無料)。

HE-773の多彩な表示モード

【新機能】全周ソナー・バーチカルの同時表示機能!

ソナーモードを真後ろから見た画を併画することによって、反応の出ている水深を一目で把握できます。
※HE-773BBは非対応
※2024年4月出荷分以降に搭載予定

バーチカル説明
【注意】 本機能はソナーモードで表示されている画像を船尾から船首に向かって横から見た画像に変換して表示しています。        よって表示されている画像はボトムソナーモードのように自船の真下の断面画像ではありません。

全周ソナーモード 

振動子を順次回転させることによって周囲方向を広範囲に探知することができます。
※固定式:真下から30°の範囲まで探知可能
※可動式:真下から45°の範囲まで探知可能

692_file

ボトムソナーモード

ボートを止めていても振動子をモーターで振ることにより、断面の映像として表示します。
※固定式:真下から30°の範囲まで探知可能
※可動式:真下から45°の範囲まで探知可能

693_file

魚探モード

ボートの真下を探知し、一般的な魚探のように海底の地形や魚群の反応などの映像を表示します。

694_file

操作部説明

679_file
(1)電源・輝度
(2)ユーザーキー A~Hチルト:4画面モード時のチルト角またはスキャン方向を設定します。
(3)取消
(4)モード:全周ソナーモード・ボトムソナーモード・魚探モードを切り替えます。
(5)方向(上下・左右):メニューの選択/手動拡大位置の移動/マーカーの移動に使用します
(6)メニュー
(7)実行
(8)旋回(スキャン):旋回中心位置を時計回り、反時計回りに回転させます。
(9)範囲(セクター):探知する角度を切り替えます。
(10)オフセンター:
自船位置をオフセットさせて見たい方向を広くしたオフセンター画面を表示します
(全周ソナーモード時のみ)。
(11)4画面:
エコー表示を4画面に分割して表示します(全周ソナーモード・ボトムソナーモード時のみ)。
(12)感度:
感度を設定します。デジタルフィルターを採用しているため、画面全体 (過去の記録)を見ながら
感度調整が可能です。
(13)レンジ:深度表示範囲を設定します。
(14)チルト:探知するチルト角を設定します。
センサー逆回転機能

センサー逆回転機能

G/Hキー(のどちらか)を押すごとにセンサーの回転方向が反転できるようになりました。この機能により、ベイトや魚群などの反応を瞬時に再確認できるようになります。

船速自動格納

センサー自動格納機能

航法装置(GPSプロッター等)など、別の機器から船速情報を入力することにより、任意設定した船速以上になるとセンサーが自動で格納されます。
※オプションのNMEA入出力ケーブル(XC-137H)が必要です。
※船速情報を入力すると画面右下にGPSと表示されます。

リングマーカー表示

リングマーカー表示

反応の出た位置を知りたいときに使用します。反応が出た水深、水平距離がリングマーカーを操作することにより数字で表示されます。

HE-773(マルチスキャン)の販売については、お客様と販売店様に以下の内容をご確認いただき、同意していただく必要があります。なお、同意確認のため、『販売同意書』(ページ下部よりダウンロード可能)へご記入・ご捺印の上、原紙のご提出が必要となります。

<重要>マルチスキャンの販売における購入前の確認事項

1.マルチスキャンの販売については、以下の条件を満たしている方が対象となります。
 (1)購入以前に一般的な魚群探知機を1年以上使用、活用した経験があること。
 (2)購入・使用後、弊社から情報提供(使用時の感想・意見など)の依頼があった場合にご協力をいただけること。
 (3)ご注文はお近くのボート(船外機)またはマリーナへお願い致します。

2.使用目的は、レジャーフィッシング用のみとし、その他の目的には使用しないでください。

3.マルチスキャンについて、以下の内容を十分にご理解ください。
 (1)本製品の振動子は特殊オイルの中でモーターやギアによって作動する精密な機械構造であり、衝撃などで損傷しやすく、外観に損傷がなくても内部が故障し、交換修理(修理費別途)が必要になる場合があります。
 (2)基本的な原理は、振動子から超音波信号を水中に送信し、反射した超音波信号を受信し、水中情報を得ます。この時、送信する超音波信号は探知方向以外にも弱く発生しています。そのため、真下方向を探知する一般的な魚群探知機ではあまり問題はありませんが、探知方向が水平になるほど影響が大きくなります。従って、全周ソナーモード、及びボトムソナーモードにおいて、以下のような問題が発生する場合があります。
    (ア)斜め方向や水平方向を探知していても、真下付近の海底などが画像に表示されてしまい、魚群の反応と間違えてしまう。
    (イ)探知方向、或いは海底付近の魚群を探知できない。
    (ウ)探知方向の海底がはっきりしない画像になってしまう。
 (3)取付場所の船底形状によっては、音波が船底に当たり遮断され探知できないことがあります。

4.販売店様へ以下のご協力をお願い致します。
 (1)サウンドーム(振動子)を取り付けるための船体工事の指導
 (2)現地・現場での操作説明及び設定方法等の指導(フォロー)
 (3)サウンドーム(振動子)のケーブル長はTD304は15mです。
    いずれも延長不可のため、前もってご確認ください。

  お客様にご記入いただく個人情報(住所、TEL、氏名)は、安全に管理致します。
  なお、弊社からお客様へのご連絡の目的で利用させていただく場合がございます。

『販売同意書』のダウンロードはこちら

『マルチスキャンシリーズ 販売同意書』(PDF:681KB)
※この同意書はコピーを取り、保管するようにしてください。

法人のお客さま

法人のお客さまは以下のお問い合わせ窓口よりお問い合わせください。

PAGE TOP